飲食店での食べ残しの持ち帰り

 先日、日本のテレビのニュースで、デパート内の飲食店で食べ残した料理を持ち帰る為の容器の提供を始めたと聞いた。食品ロス削減に繋がる取り組みらしい。

 

 インドネシアでは、以前から食べ残した料理を持ち帰るのは日常である。殆どの飲食店がテイク・アウトをやっている事もあって、持ち帰り用の容器も用意されている。金持ちは、見栄があって食べ残したままで帰るが、中流以下の人は極少量で無い限り持ち帰る者が多い。店の従業員に言えば、容器代無料で包んでくれるし、いやな顔をされる事も無い。我が家でも少なくとも半分以上残った場合は持ち帰る。元々、食べきれない程オーダーしなければ良いのだが、なかなかコントロールが難しい。

 

 持ち帰っても、味が今一だったり、冷めて不味くなったりした場合には、自宅で食べない場合もある。そんな時には、自宅のあるコンプレックスの警備員に差し入れとして渡すと、喜んでくれる。食品ロスが減り、警備員からも感謝され、一石二鳥である。

インドネシアでは、先進国に比べて食品ロス低減に貢献しているのだ。