美味しいお米が手に入るようになった

 インドネシアは、日本のお米が輸入できないと聞いた事がある。理由は知らない。唯一、カリフォルニア米がシンガポール経由で輸入されていた。現地米はパサパサしていて、オニギリにしたり、焼き海苔で食べる事が出来ないので、長年、カリフォルニア米を食べていた。価格は非常に高かった記憶がある。

 暫くして、”こしひかり”が販売されるようになった。インドネシア国内の高地で、日本人農業者が作っているのだと思う。日本人が関与している食品は、ラベルや包装を見れば分かる。正確な日本語表記がされているのだ。お米の品質は、日本国内のものにかなり近いが、やはり価格が高い。

 最近になって、”SUMO”(すもう)という銘柄が販売されるようになった。”こしひかり”程ではないが、すこし水を多めにして炊けば、モッチリ感もあって十分美味しい。価格は、100円/KGとそれ程高くないので、うれしい。因みに、現地米の2倍である。

 インドネシアの人達は、余り白米の品質に拘らないが、スーパーでは”SUMO”が人気商品になっている。日本食レストランで食事する人が増え、ご飯(白米)の美味しさが料理には不可欠だと気づいたのだろう。

 お米の他にも、里芋、ごぼう、レンコン、こんやく、納豆など、海外で日本の品質に負けない食材が増えている。感謝!感謝!