コロナワクチンのブースター接種に行ってきた

 保健省のコロナ管理アプリ経由でブースター接種の案内・接種券が来たので、近所の市役所支所の接種会場に行ってきた。受付から接種完了までのプロセスに、やっぱりインドネシアだと実感する出来事が多々あった。

 ここはインドネシア、何事も慎重にという心構えから、前日に接種会場に出向いて接種手順などについて確認した。その結果、アプリにファイザーと案内しているが、ファイザーのワクチンは在庫切れで、明日はアストラゼネカのワクチンが1日60人分しかないとの事。朝早く来て受付番号を確保するよう助言してくれた。

 翌日、接種開始は8時からと聞いていたので、7時30分に接種会場に出向いたが、既に多くの人が来ており、私の受付番号は33番だった。8時前には55人で受付を終了したが、後から後から接種希望者がやって来た。中には、明らかに地位や権力を使って割り込もうとする公務員風の男がいたが、受付の年配の男性は丁寧に断っていた。アッパレである。ただ、受付が終わり接種のプロセスに入ると、受付番号を無視して我先に済ませようとする人がいて、少し混乱した。私が、順序を守ってくれとクレームしたので、それを見ていた他の人達は静かに順番を待つようになった。外国人の威力である。

 順番が来ると、接種申請書とIDカードを確認し、保健省の個人情報・接種記録データと確認する。中年女性が一人で対応していたが、オンラインの環境も悪く10分以上も待たされた。次に、血圧・体温測定と体調の問診である。若い、医師や看護師とは思えない女性で、問診では体調はどうかと尋ね、健康と答えたら、10項目にチェックマークを機械的に入れて終了した。接種は、看護師らしき女性が行っていた。何も言わないので、私から使用するワクチンを確認した。その後待つ事15分、接種証明書を受領して無事終了。受付から終了まで、1時間30分を要した。

 ブースター接種という事で、健康チェックにおいては血圧測定以外はなおざり状態。まあ、今まで2回接種して重い副反応も無かったのだから、多分大丈夫だろうと言う事か。私は、3回ともアストラゼネカのワクチンを接種した。日本で認定された以外のワクチンを接種すると、帰国の際に面倒なことになるので、接種の際には必ずワクチンのメーカーを確認している。