目立ちがり屋

 インドネシアは、”目立ちがり屋”の人が多い国だと思っていたが、最近は日本やその他の国でも”目立ちがり屋”が多くなったように思う。コロナによるストレスが要因なのか、トランプ元大統領の影響で自分主義が高まり自己顕示欲が増大したのか、ただひたすら静かに慎ましく行きたい私にとっては、理解し難いのである。

1)ツイッター

  政治家、芸能人、一般人など多くの人達が利用し、他人の言動に異議を唱えている。自分の考えや意見を他人に知らせたいという欲望は理解できるが、さも専門家のように、自分が一番知っているかのように、理屈を捏ねた投稿を見ていると、何故自分の意見や考えのみを言わないのか理解できない。個人の意見や感想は、理路整然とした裏付けや正当性が無くても良いのではないかと思っている。個人の考えを伝え、それを見た人がどの様に考えるかは、受け止める人次第であろう。私は、ツイッターの情報は全く信用しない。他人の考えを知るために利用している。

2)政治家の発言

  先日、五輪組織委員会の森会長が、女性蔑視の発言をしたために、国内外からパッシングされている。首相を経験した森会長は、過去にも多くの失言があり、その都度やり玉に挙げられている御仁である。マスコミに囲まれてご満悦になって口を滑らしてしまう事の無いように、地位のある御仁は十分注意する必要があろう。老害と言われない為にも。

くれぐれも、経験に基づく意見を発信して貰いたいと思う次第である。