在留許可証の更新

インドネシアに居留する外国人は、KITAS或いはKITAPの所持が義務づけられている。通常の有効期限は、KITASが1年、KITAPが5年となっている。

私は、妻がインドネシア人であり、会社勤めをしていない自由人だが、妻を身元保証人として、意外と簡単にKITAPを取得出来た。5年を経過して、2020年1月3日が期限となっていたKITAPの更新手続きをしているが、申請後2カ月以上経過した現在、まだ新しいKITAPが受領出来ていない。経過について報告するので、参考にされたい。

(KITAPの有効期限)

 数年前の入管法の改訂で、KITAPには5年有効と、有効期限の無いものが発行されるようになったと聞いていたが、申請時に入管事務所から有効期限なしものを発行してくれると言われた。申請手数料は約1200万ルピア。(申請手数料は居住する入管事務所毎に設定されている。)但し、5年ごとに居住の報告義務があるようだ。

(更新のプロセス)

 私は、ボゴール市に居住している。ボゴール入管事務所は、バンドンの西ジャワ州入管事務所の出先機関であるため、申請・認可の書類は、ボゴール⇔バンドン⇔ジャカルタ(本署)の流れになる。個人で手続きをすると、それぞれの事務所に書類を持ち込み、引取りを行う事になり、日数も費用もかかる。(書類が各事務所間を自動的に行き来する事が無いのか、職員が横着をしているのかは不明である。)従って、殆どの人はエージェントを利用していると思われる。(エージェントを利用すると、費用はタリフの2倍程度になる。)

 私は、近所の入管事務所の職員に手続きを依頼している。多少の謝礼が必要だが、エージェントを利用するよりは、多少割安である。どうも、この職員は自身がバンドンやジャカルタに出向いて手続きをしているようである。

いつ更新が出来るのか、イライラしながら待っている。