地下鉄開業その後

インドネシア初の地下鉄が4月1日から商業運行を開始した。無料試乗期間に乗客のマナー悪さが話題となったが、今度は無賃乗車に悩まされているようだ。4月中は運賃が半額に設定されている為、1駅間のチケットを2,000ルピア(本来は4,000ルピア)で購入し、全線16kmを行き来して楽しむ乗客が多いらしい。それらの乗客が、同じ駅で降車し出ようとすると、自動改札機の扉が開かないらしい。改札機のシステムの問題なのか何か原因は良く解らないが、改札機の周辺がひどく混雑しているらしい。

インドネシアで初めて開通した最先端技術の地下鉄、低所得者層にとっては、遊園地に行くよりも格安で楽しめる地下鉄が、家族連れで楽しめるレクレーションの場になっている。本来の通勤、通学客の利用になった時でも、今の混雑ぶりが変わらないで欲しいと祈っている。何しろ、日本の資金援助、技術で建設された鉄道だから。